葛飾北斎の浮世絵を活かしたパスポートケース(10年・5年用)


海外旅行には絶対に必要なのがパスポート。日本語で言うところの旅券ですね。

でもパスポートって、同じ日本人同士だと画一的なデザインで個性がありませんよね。日本出国時なんて、みんな同じ柄のパスポートを片手にしています。

そもそもパスポートに個性なんて必要ないのかもしれませんが、パスポートケースを使うことで、一目で自分のパスポートだと判別することができて便利。そして少しだけ旅を楽しくさせてくれるんです。

葛飾北斎のパスポートケース

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葛飾北斎は江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、富士山を題材にして描かれた”冨嶽三十六景”シリーズはあまりにも有名。
こちらのパスポートのモチーフにされている赤富士や青富士、日本人であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

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実際のカバーはご覧のように、富士の部分が透明になっています。
中に赤色(10年用)のパスポートを入れることで、赤富士の出来上がり。なかなか遊び心のあるデザインですね。

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このようにして装着するので、カバーが外れてしまうこともありません。それにビニール製だから滑りにくく、どこかに落としてしまうリスクも軽減されます。

右側には小さいポケット状のカバーが付いていますので、ここに航空券を挟んだりと、使い勝手も良しです。

10年用の赤富士

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10年用はパスポートの色が赤ですので、赤富士をどうぞ。

こちらの赤富士、実は「凱風快晴(がいふうかいせい)」という正式名称があるんです。夏の早朝に、朝日を受けた山肌が赤く染まる様子を描いているようです。歴史的名画を身近に感じていただけます。

5年用の青富士

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5年用はパスポートの青色を活かした青富士。

青富士の正式名称は「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」。荒れ狂った波と、背後にぽつんと見える富士山の構図がとても美しく、画家のゴッホや音楽家のドビュッシーらに影響を与えたそうです。

パッケージが額縁風のため、そのままお部屋のインテリアとしても飾ってお使いいただけます。
日本人であれば使ってみたい、浮世絵を題材にしたパスポートケース。海外にいても「和」の心を忘れずに。