サボテンの水やりのタイミングは?サボテンを育てて楽しもう
日本一のサボテンの産地は、愛知県の春日井市だということをご存知でしょうか。なんと日本で流通するサボテンのうち約8割が春日井市で生まれ育ったものだそうです。春日井市にはサボテンをモチーフにしたゆるキャラもいる程で、市をあげてサボテンをアピールしているのです。
そんな春日井市にあるサボテンメーカー「後藤サボテン」から、何種類かのサボテンたちがmagにもやってきております。
でもサボテンを育てるときに悩むのが水をあげるタイミングかと。サボテンは乾燥地帯で育つ生き物だからあまり水を上げなくてもよいのはなんとなく分かるけど…適切な頻度はいつぐらいなのでしょうか。というよくあるご質問にお答えいたします!
サボテンに水をあげる頻度
3月~5月
温かくなってくると多くのサボテンが生長を始めます。十分に日光に当てるようにして、水やりは3月中旬までは暖かい日を選んで行います。生長期に入ったら月に2~3回のペースで行います。
6月~8月
熱さで弱ってくるサボテンもあるので、水やりは春より控えめにします。日中の水やりは春より控えめにします。日中の水やりは根を痛める原因となるので、朝か夕方の涼しいときに行います。強い直射日光は日焼けの原因となるので避けるようにします。
9月~11月
夏の熱さで弱っていたものも生長を始めます。春と同じように十分に日光を当てるようにし、水やりも秋のはじめは春と同じくらいで月に2~3回のペースで行い、11月に入ったら月に1回のペースで行います。
12月~2月
小さな苗は月2回、それ以外は月1回のペースで乾き気味に行います。乾き気味に行うことで、樹液の濃度がこくなり凍りにくくなります。冬は日不足になりがちなのでよく日光に当てるようにします。
育て方のポイント
日不足になるとサボテンが弱ってきてしまうので、1年を通して置き場所はなるべく日当たりと風通しの良い場所を選ぶようにしましょう。
水やりのタイミングは難しいですが、竹串などを鉢の底までさして乾き具合を確認し、完全に乾いていたら水やりを行うようにします。サボテンをよく観察していると水が必要なときは少ししぼんでいて、水がたっぷりなときは少しふっくらしているのが分かってくるようになります。
水のやり過ぎは根腐れの原因になるので、用土の乾き具合やサボテンの表情を見ながら、鉢穴があいているものは鉢の底から水が流れるぐらいたっぷりと行い、鉢穴のあいていないものは、霧吹きなどで表面がたっぷりと湿る程度行うようにします。
ちなみにmagのサボテンは現在セール中でございます。皆さま素敵なサボテンライフをお過ごしください。