土を使わず、清潔。室内で植物を育てるならハイドロカルチャーがおすすめです。


今日は、ハイドロカルチャーのご紹介です。
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その名の通り、ハイドロ(水)カルチャー(栽培)。そのまま訳す和製英語なんですね。
「土」を使わず、「水」で育てることで、従来の鉢物のように水抜き穴を必要とせず、余水の受け皿もいらないのが特徴です。

通常の植物だと定期的に水やりが必要になりますが、こちらのハイドロカルチャーでしたら、頻繁に水をあげなくても大丈夫なので、長期で家を空ける事が多い方でも安心です!

さらに!土を使わないので虫の発生も抑えることが出来るのも室内で植物を育てるのにはうれしいですね。

水やりと置き場所

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粘度を焼き上げて発泡煉金坧を使用した園芸用土です。
多孔質構造で、植物が根から出す酸を吸収し、根を活性化します。

全体的に用土が渇いてきたら、器の1/5程度のお水を与えます。水を与えすぎると腐ってしまうので要注意です。
※夏は吸収と水の蒸発で乾燥が進みますので、特に注意してください。

葉は乾燥させると病害虫が発生しやすくなるので、霧吹き等で定期的に葉に水をあげてください。

暑い時期は気温が上がる前の午前中に。寒い時期は気温が上がりきった昼間に水やりを行ってください。
※冬は植物の成長が緩やかな為、水やりも控えめ気味にしてください。

直射日光をさけ、レースのカーテン越し程度の光があたる、できるだけ明るい室内に置いてください。暗い場所では、ひょろひょろと徒長して間延びしますので、置き場所にはご注意下さい。

肥料

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春から夏にかけて、ハイドロカルチャー用の栄養剤または市販の液体肥料を既定の2倍以上(10倍程度がおすすめ)に薄めて、3か月に1度程度水やり替わりに与えてください。

秋から冬にかけては元気がないからといって、肥料をむやみに与えると逆効果になってしまう場合がございますので、ご注意下さい。